MacでMinecraft(Bukkit)サーバーを建ててみる。

Mod導入方法について前回書きましたが、やはりMacでのMod等の最新情報は検索してもなかなか出づらいと思います。自分もなるべくがんばって最新・わかりやすい情報をお届けしたいと思います。

 

さて今回は、MacMinecraftサーバーを建てる方法を書きます。現在サーバーを建てるには大体2通りの方法があります。Bukkitを使ってサーバーを建てる。公式のサーバーファイルを使ってサーバーを建てるの2つが主流だと思われます。

 

どちらがいいの?といわれますが私はどちらも同じような長所・欠点を持っていると思います。Bukkitですと新しいプラグインを導入してModを入れなくても新しい要素を追加することができますが公式に比べてすこし重いでしょう。

 

さて今回はBukkitサーバーを建ててみたいと思います。最近自動でインストールできるソフト(Macでも動作します)が出ていますが、ここではこれからもMacを弄っていき、またサーバーを公開して運営する人のために一から手動でやる方法を書きます。その方がいずれエラーが起きたり何か問題があったときでも、「これが問題だろう」と分かる確率が上がると思います。

 

  1.Bukkitをダウンロードする。

さてBukkitをダウンロードします。 https://dl.bukkit.org/downloads/craftbukkit/ からバージョンにあったBukkitをダウンロードするのですが、まず表のなかからダウンロードしたいBukkitのバージョンを選び、右側にある下向きの緑矢印をクリックするとダウンロードが開始されます。するとcraftbukkit-[バージョン].jarというのがダウンロードされるはずです。これが本体になります。ここで、このファイルの名前をcraftbukkit.jarにかえておいてください。

 

  2.サーバーフォルダを作成してBukkitを投入する。

ダウンロードされた.jarファイルは開きません。これをそのまま、メインとなるサーバーフォルダに入れます。デスクトップあたりに新しいフォルダを作成してください。このとき、フォルダの名前を日本語にせず、アルファベットで書いてください。(例:server)

 

  3.起動準備。

さあいよいよこのcraftbukkitを起動してみます。しかしただjarをクリックするだけでは動かないのがミソ。ここで起動に必要な鍵となる、スタートアップスクリプトを作成します。テキストエディットを起動して、以下の文を書いてください。もちろん、コピペじゃなくて手書きですよ・・・?

 

#!/bin/bash
cd `dirname $0`
java -Xms1024 -Xmx1024 -jar craftbukkit.jar -o true

 

 

終わったら、start.commandという名前で保存します。

            f:id:Tomcat10651:20140823191516p:plain

 

それができたら、先ほど、craftbukkit.jarを投入したフォルダにこのstart.commandを投入してください。

 

  4.起動する。

そろそろ大詰め、ひょっとしたらここからが本番かもしれません。では、start.commandを起動させたいのですが、ダブルクリックすると適切なアクセス権限がないために実行できないというエラーで実行できません。

 

ここでもう一工夫が必要です。まず、またターミナルを起動して、

cd [ここにサーバーのフォルダをドラッグしてくる]   return

chmod +x start.command  return

(cdのあとは半角スペースを入れる。正しいと、 cd なんとか/なんとか/start.commandという文章になります。また、returnはリターンキーを押せばいいです。) 

 

という感じに。これでアクセス権限が弄れます。なお、ファイル情報のなかのアクセス権の所を弄っても使えないのでご注意ください。

 

さてやっと起動です。サーバーフォルダの中にあることを確認してstart.commandをダブルクリックしてください。正しければターミナルが起動します。が、まだ問題があります。一回起動させると途中で処理が止まります。ここで、EULAのライセンスに同意しなければならないので、サーバーフォルダに新しく生成されている、eula.txtをテキストエディットで開き、eula=falseeula=trueに替えてもう一度起動すると正常に作動します。

 

とりあえず一人でコマンド等を確認したり、そのPCのスペックでうまく作動してるかを確認してください。そしてミソとなる他人をサーバーに入れる方法、つまりポート解放については後日書くと思います。

 

協力:walltomcat.netさん